サイトアイコン ごほうびネット~旅にでよう!~

ローテンブルクの観光 ドイツ ロマンチック街道(Rothenburg ob der Tauber)

ローテンブルクの観光 ドイツ ロマンチック街道(Rothenburg ob der Tauber)
ローテンブルクの観光 ドイツ ロマンチック街道(Rothenburg ob der Tauber)

ローテンブルクの観光 ドイツ ロマンチック街道(Rothenburg ob der Tauber)

ローテンブルクの観光 ドイツ ロマンチック街道(Rothenburg ob der Tauber)

ドイツのロマンチック街道の町のハイライトといえるローテンブルクの観光スポットをご案内します。
ローテンブルク 人口11,085 人 (2016年)
ローテンブルクには、中世の街並みがそのまま残り、まるで、おとぎ話のなかにでてくる町のようです。
街の特産のシューネバーレンというお菓子や、可愛い、テディベアーやクリスマスの専門店もあり、
城壁を歩くこともでき、楽しく過ごせると思います。

ローテンブルクの歴史

960年頃、タウパー渓谷に最初の集落ができました。
ローテンブルクの正式名ローテンブルク・オプ・デア・タウパーというのは、
タウパー川の上方にあるローテンブルクという意味です。
1142年ホーエンシュターヘン家の国王コンラート3世により、帝国城塞が建築され、
周辺に集落が出来て、後のローテンブルクとなリます。
1274年ローテンブルクは、パスブルク家のルドルフ皇帝により
「帝国自由都市」という特権を与えられ町は発展して行きました。
1356年地震で帝国城塞を含む町の部分が破壊しましたが、1400年トプラー市長の元で町は最盛期を迎えます。当時の人口は6000人を越え、帝国最大の都市の一つとなりました。
1525年の農民戦争で、ローテンブルクは反乱軍側に付きましたが、負けてしまい、多くの人が処刑されました。
1544年宗教改革が始まり、町はプロテスタントに改宗しました。
1631年カトリックのティリー将軍にローテンブルグは陥落しますが、ヌッシュ市長の一気のみで救われました。その話は、現在も毎年開催される街の祝祭劇『マイスタートゥルンク』の話の元になっています。
1806年ナポレオンによりフランケン地方のローテン ブルクはバイエルン王国に組み入れられてしまいました。
1945年連合軍の爆撃を受け、旧市街地東部の町の40%以上が破壊されてしまいましたが、戦後、全世界からの寄付で再建復興しました。

マイスタートゥルンクの逸話

1631年の30年戦争の時、ローテンブルクは皇帝軍6万に3日間包囲され降伏しました。
ティリー将軍は市参事全員の斬首と町の焼き払いを言い渡しましたが、たまたま将軍がワインを勧められた時に、将軍はプッペンと呼ばれる3.25リットル入るジョッキにワインを満たし、これを一気に飲めたら許そうと言いました。市長のヌッシュ氏が挑戦し、見事に飲み干し、この窮地をすくったのでした。
この時の様子を再現したのが、市参事宴会場の壁の仕掛け時計マイスタートゥルンクです。
また、マイスタートゥルンクの逸話を劇や時代衣装のパレードなどで祝う祭りが「マイスタートゥルンクの祭り」で、毎年初夏に開催されます。(毎年日にちは変わるので、調べてみてください。)


ローテンブルクの観光スポット

ツアーの場合、ローテンブルクの観光は、徒歩での自由散策になります。
公衆トイレは、バス駐車場(有料50¢)、市役所裏(無料)、ブルグ公(無料)にあります。

ローテンブルクの市庁舎

市庁舎

街の中心マルクト広場に面して、市庁舎が建っています。
14世紀のゴシック様式と16世紀のルネッサンス様式が融合した造りになっています。
これは、1501年に半分が消失し16世紀後半に再建が開始されたためです。
市庁舎の塔は高さ約60mの展望台になっていて、街の周囲を180℃見渡すことができます。
広場に面している方が入り口で、らせん階段を登ります。
階段は200段以上あります。
上の方は梯子状態で、登る人、降りる人が譲り合わなければいけません。
降りる時は、最初は後ろ向きで降りる方が楽です。
料金所は、入口ではなく、上の方にあります。
市庁舎の塔
開館時間:9:30~12:30 13:00~15:00
1月~3月・11月12:00~15:00
休日:1月~3月・11月の月~金曜日
料金2.5ユーロ(2018年現在)

ローゼンブルクの市参事宴会場

市参事宴会場

マルクト広場正面の建物は、市参事宴会場(1階はツーリストインフォメーション)です。
その名の通り、かつては市の参事さん達が、宴会をした場所です。
昔は、市長も市参事も無給で、こういう場所で飲食をしたり、宴会や舞踏会を開く事だけが、
特権として認められていました。
正面玄関上には仕掛け時計があり、毎日11時~15時と20時~22時の毎時、マイスタートゥルンクの逸話にちなんだ、ワインの大杯を一気飲みするゲオルク・ヌッシュ。ローテンブルクの元市長を見ることができます。

聖ヤコブ教会

14世紀~15世紀に長い年月をかけて作られたゴシック様式の教会です。
ドイツ・ゴシック最高の彫刻家リーメンシュナイダーの最高傑作とされる聖血祭壇があります。
聖血祭壇は、教会へ入って右手奥の主祭壇ではなく、左手の階段を上がったところにあります。
それに気づかないで肝心な聖血祭壇を、見ずに帰ってしまう方が多いのが残念です。
聖血祭壇の上の方の金色の十字架の中心に、水晶の玉があり、イエスが、貼り付けになったときに流れ出た血が3滴納められています。
祭壇の中央の彫刻は最後の晩餐です。
開館時間:09:00~17:15
1月~3月・11月10:00~12:00 14;00~16:00
12月10:00~16:45
休日:不定休
料金:2.5ユーロ(2018年)

ヤコブ教会の聖血祭壇

城壁

ローテンブルクの街は、全長約4.2kmの城壁に囲まれています。
城壁には戦争で失った街並みを復興するための寄付をしてくれた人々の名前がはめ込まれています。
レーダー門、ガルゲン門、クリンゲン門や、塔から城壁に登って歩くことができます。

城壁の上から見たローテンブルク

プレーンライン

ローテンブルグで一番人気のある写真スポットがプレーンラインです。
二股に分かれた坂道の中央に木組みの家が建ち、まさに、メルヘンの世界です。
奥の塔はコーポツェラー門にある、ジーバー塔です。

ローゼンブルクで最も人気の写真スポット:プレーンライン

ブルグ庭園

ホーエンシュタウフェン家が12世紀に城塞を建てた所です。
地震で倒壊して以来、再建はされず、庭園のみが残っています。
町の一番高い場所にあり、タウパー渓谷が一望できます。

中世犯罪博物館

その名のごとく、犯罪をテーマにした博物館です。
12世紀から19世紀までのドイツの法律と刑罰に関する展示が見られます。
実際に使われていた刑罰の器具も多数展示されています。
開館時間:5月~10月 10:00~18:00
1,2,11月 14:00~16:0012 月~3月13:00~16:00 4月11:00~17:00
入場料:大人5ユーロ 学生3.5ユーロ
公式ホームページ https://www.kriminalmuseum.eu/?lang=ja

ローテンブルクの名物お菓子 Schneeballenシュネーバレン

シュネーバレンとはSchnee雪、ballen玉、で”雪の玉“という意味の御菓子です。
クッキー生地を丸めて、油で揚げ、砂糖をまぶしたものです。
種類は、チョコレートやナッツをまぶしたものなどいろいろあります。
表面はサクサクしていますが、中はしっとりしています。
パン屋さんで売っていますが、有名な店を2店紹介します。
フリーデル(Friedel)マルクト広場に面しています。
営業:6:00~18:00(日曜は10:00~)無休
ディラーズ・シュネーバレン(Diller’s Schneeballen)
マルクト広場からプレーンラインに向かって歩いてすぐの所
営業時間:9:00~21:00日曜日は10:00~18:00
休日:1~3月の日曜日

ローテンブルクの名物お菓子シュネーバレン

ロテンブルクから他の町への所要時間

ハイデルベルグまで2時間(高速道路)
フランクフルトまで1時間45分
ミュンヘンまで、ディンケルスビュールで45分立ち寄って4時間~4時間30分

モバイルバージョンを終了