ノルウェー沿岸急行 フッティルーテン南周りの航路を、順を追ってご紹介します。
ノルウェー沿岸急行 フッティルーテン南周り1日目
キルケネス KIRKENES 12:30出港
キルケネスは、北行き便の終着港で南行き便の始発港。
今回私たちはここから乗船しました。
人口3300人、ロシア国境からたった7km、
1950-1970年代に鉄鉱石の発掘で発展した町です。
ものすごくおおきなタラバガニが取れる町としても有名です。
本日のランチバイキングには、このタラバガニが出ました。
カニ酢はありませんが、マヨネーズがありました。
味は、日本のものよりも、大味です。
南行きの6日の間に、タラバガニがでたのはここでのみでした。
寄港地での下船の注意事項
寄港地では下船ができます。下船時、乗船時共にデッキ3の出入り口で
乗船カードをチェックしてもらいます。
港によっては、レセプションのそばに地図が置いてありますので、
もらっておくとよいでしょう。
出入り口に出港時間が書いてあります。
その出港時間の10分前には戻るようにしてください。
出港時間は当初の予定から変更になる場合もありますので、
必ず出入り口で確認することが大切です。
ヴァルド― VARDO 15:45-16:45
ヴァルドー島にある町で、ノルウェー本土とは2,892mの海底トンネルで繋がっている、
漁業が盛んな町です。下船時は1737年に建築された、
五稜郭のような星形のヴァルドー要塞を見に行ってきました。
船から5分くらいの所にあります。町の地図は船でもらえます。
ノルウェー沿岸急行 フッティルーテン南周り2日目
本日は10:15から、エネルギーコーヒーのサービスがデッキ7でありました。
エネルギーコーヒーは、コーヒーにココアと生姜が入った、生姜入りカフェモカです。
これは、次に寄港するハンメルフェストがエネルギーの町なので、
着く前にエネルギー補給をという趣向のようです。
ハンメルフェスト HAMMERFEST 10:45-12:45
ハンメルフェストは、世界で最も北にある町と言われています。
主な産業はノービットLNGガスです。エネルギーの町なんです。
船から降りるとすぐ右手にホッキョクグマやあざらし等、
北極圏に住む動物のはく製が展示されている
ポーラベア倶楽部(入場無料)があります。
まっすぐ進むと両サイドに、百貨店があります。
突き当りを右に曲がり、世界で最も北にある教会まで行ってみましょう。
教会の手前には、第二次世界大戦復興博物館(入場料80NOK)があります。
教会の入場は無料です。
この日、14:00から私達の為に、日本語のオーロラのビデオ上映がありました。
トロムソ TROMSO 23:45-1:30
北極圏最大の町トロムソには、オーロラ鑑賞も終わって、
そろそろ寝ようかなぁと思う時間に到着します。
ここトロムソには1968年に創立された、世界最北の大学があり、
約1万の学生さんが住んでいます。
また、世界最北にあるビール工場(マックビール)もあります。
トロムソというと、なんといってもオーロラで有名です。
そのオーロラの研究施設も当然あります。
期待通りに、この日、待ちに待ったオーロラ、
しかも巨大なオーロラが1時間以上でてくれました。
トロムソ・ダーレン教会(北極教会)でのミッドナイトコンサートは
船が主催しているオプショナルツアーの中で、最も人気のあるツアーです。
私もお客さんをお見送りにバスまで行きましたが、
この日は、バス4台も出る人気ぶりでした。