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スペイン

ミハスの観光 スペイン アンダルシアの白い村 (Mijas)

投稿日:2018年1月17日 更新日:

ミハスの観光 スペイン アンダルシアの白い村(スペイン語: Mijas)

サン・セバスチャン通り

ミハスの観光 スペイン、アンダルシアの白い村 (スペイン語: Mijas)

ミハス観光名所をご案内します。ミハス 人口77,521 人 (2014年)
ミハスは、スペイン、アンダルシアの白い村として有名です。
ミハスの町はミハス山の中腹(標高約400m)に広がり、眼下に美しいコスタ・デル・ソルや
地中海が広がっています。
町の建物は全て白く、きれいな花が飾ってあり、とてもきれいです。

ミハスが白い村として有名な理由

では、なぜ、ミハスの町の建物が白く塗られているのか?という事ですが、
スペイン南部のアンダルシア地方は、強い日差しがあたる日が年間300日以上といわれています。
そのため、部屋の温度が異常に高くなってしまいます。
それを緩和するために家の壁を白い石灰で塗り固め、アンダルシアの強い陽射しを反射させ、
家に熱がこもらないようにするのです。
ミハスの産業は観光です。
観光客の期待を裏切らないように、通りに面した家々の壁に飾る鉢植えを統一したり、年に3回も白く家を塗りなおしたりしているのでいつも白くきれいな町が維持されています。


ミハスの観光名所

ミハスの観光は、徒歩での散策になります。
観光所要時間は、最低でも1時間、おおよそ2時間あれば町を全て見て回れます。

ロバタクシー

ロバタクシー(Los burrotaxis)の料金はだいたい10分間で10~15ユーロです。
乗る前に、値段を確認してからのりましょう。
ロバは、もともとは、山で働く地元の人々の交通手段として使われていました。
山から沢山の石を積んでロバに乗って仕事から帰ってくるのに使われていました。
その姿が1960年代になって観光客の目に留まり、一緒に写真を撮ったり、
ロバに乗って散策するのがはやりとなりました。
やがて、それを職業とする人たちが現れ、今では、ミハスに欠かせないものとなっています。

ミハスのロバタクシー

ミハスのロバタクシー

祠(ほこら)の教会ビルヘン・デ・ラ・ペーニャ聖母礼拝堂(Ermita Virgen de la Pena)

祠(ほこら)の教会は17世紀後半にカルメン会修道士が岩を掘りぬいて作った教会です。
1568年アスンシオンとフアンという2人の子供がここの岩の所で遊んでいた時に、白い鳩が現れ光り、二人がそれを追っていったら岩の上に聖女ビルゲン・デ・ラ・ペニャ(マリア)が現れ、
「私は500 年以上ここに閉じ込められています。岩を掘って出してください。」と頼みました。
子供達の親は石切り職人でしたので、岩を掘ったところ、聖女ビルゲン・デ・ラ・ペニャ(マリア)の像が出て来たのです。この像が祀られています。
このマリア像はイスラム以前に作られ、イスラムの来襲で隠されていたものと考えられます。
祠の中には御利益があったお礼に捧げられた髪や品物が沢山置かれています。
右奥にはお祭に使われる銀の十字架などの品物や、マリアとキリストの衣装や冠など展示してあります。
撮影は禁止です。

サン・セバスチャン教会(Ermita San Sebastian)

17世紀終わりころに完成した、小さな教会です。寄付により建てられたそうです。
正面には1902年に設置された時計が今も時を刻んでいます。
この教会からから延びるサン・セバスチャン通りは、ゲラニュウムの花で 飾られた白い家並みが美しく、絵葉書や、ガイドブックに使われている通りです。
近くには、ミハスの伝統や昔ながらの手仕事の様子を展示したした郷土博物館があります。
郷土博物館
毎日10:00-19:00(6-9月は10:00-22:00)
入場料1€

サン・セバスチャン教会

サン・セバスチャン教会

闘牛場 Plaza de Toros

ミハスの人達の願いで1900年に造られた闘牛場は、世界最小と言われる楕円形の闘牛場です。
闘牛場の中には、スタンド・グラウンド・裏には牛を解体するところもあります。
闘牛場に入ったら、牛や、マタドールの気分になり楽しいと思います。
年間を通して、週末に闘牛が開催されていますが、闘牛が開催されていない日でも、闘牛場の見学ができ、併設の闘牛博物館では、展示されている闘牛士の衣装などを見ることができます。
闘牛場
毎日10:00-19:00(6-9月は~22:00)
入場料4ユーロ(闘牛は別料金)

ミハスの闘牛場

ミハスの闘牛場

教区教会(PARROQUIA DE LA INMACULADA)

闘牛場の近くにある教区教会は、イスラム時代の城跡に建てられたもので、
16世紀に建設が開始され、1631年に完成しました。
町が攻撃を受けた場合、住民たちにいち早く知らせる鐘楼として16世紀半ばに建てられた
デ・ラ・ベラノの塔に隣接して建てられています。

ミハスの教区教会

ミハスの教区教会

ミハス現代美術センター(CAC)

2013年11月オープンしました。
3つの展示場があり、ピカソの世界で2番目に重要性が高いと言われている陶磁器コレクションや、
ダリやミロ等の作品が見られます。
営業時間10:00 – 19:00 入場料3ユーロ(2018年現在)
ミハス現代美術センター公式サイト


ミハスのお土産

ミハスのおすすめのお土産をご紹介します。
露店で売っているアーモンドのはちみつがけ(Garrapinadas)
南スペイン独特のかわいらしい陶器
高品質なオリーブ製品の品
アマポーラ(AMAPOLA)」というお店のオリジナルでミハスで咲く花を押し花にしてキーホルダーやペンダント、ストラップなどにしたもの。

ミハスから他の町への所要時間

グラナダまで2時間 162km
セビリヤまで3時間10分(15分の休憩含む)
ロンダから1時間40分

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