ノルウェー沿岸急行船 フッティルーテン南周り5日目
5日目はノルウェー第3の都市、トロンハイムを観光します。
トロンハイムでは、ノルウェーの王様の戴冠式が行われていた、ニーダロス大聖堂に入場します。修道士の島を通過し、クリスチャンスンとモルデに寄港。
オーレスンには真夜中に到着します。
トロンハイム TRONDHEIM 6:30-10:00
トロンハイムは、ノルウェー第3の都市です。人口は約180,000人。
歴史的には997年にヴァイキングの王様だった聖オラヴ・トリィグヴァソン王が町の基礎を作りました。その後、町は発展し、現在は、ノルウェーにある4つの大学の内の1つがトロンハイムにあるので、学生の町、学術都市となっています。
トロンハイムは、船のオプショナルツアーを使って観光をしました。
通常は、いろいろな国の人達と一緒なのですが、今回は日本人グループ(私達だけ)でバス1台もらえました。
トロンハイムには1名のみ日本人のガイドさんがいますが、なかなか来てもらえないそうで、私が通訳しながらの見学になるだろうと覚悟していたのですが、ラッキーにも日本人ガイドさんが来てくれました。
まずは車窓で、旧市街や跳ね橋、王宮等を見て、町が一望できる高台にいきました。
そのあと、トロンハイム観光の代表ともいえるニーダロス大聖堂を見学しました。
ニーダロス大聖堂 NIDAROSDOMEN
奥行101m幅50m高さ30mの大聖堂。
地球の歩き方にはバロック様式と書いてありましたが、屋根にガーゴイルがいますし、フライングパットレスもあり、どうみてもゴシック様式です。
ニーダロス大聖堂には、ヴァイキングの物語「サガ」にも出てくる、ヴァイキングの王様聖オラブ2世が埋葬されています。
この王様の遺体は、1年たっても腐らなかったそうで、死後370日後に聖人となりました。
聖人の遺体の埋葬場所という事で、巡礼地としても有名な大聖堂です。
ニーロダス大聖堂は、ノルウェーの歴代の国王の戴冠式が行われてきた場所でもあります。
最後の戴冠式が行われたのは1906年。それ以降は、戴冠式というものが憲法でなくなってしまったため、大聖堂で、公式に神の祝福を受けるのみとなっています。
ノルウェー王の王冠は大聖堂に保管されています。
1070年から建築がはじまり、1300年ころに完成したのですが、何回も火事で焼け落ち、修復が繰り返されてきました。 公式に修復が完成したのは2001年です
ニーダロス大聖堂の住所 : Bispegata 5
ニーダロス大聖堂 開館時間については月によって変更されます。
公式ホームページを参照ください。
休館日:無休
ニーダロス大聖堂入場料: 90NOK 塔へ上る場合は40NOK(夏季のみ)
司祭の館博物館や王冠博物館は各90NOK
3か所に入れるセット券180NOK(2017年3月現在)
内部の写真・ビデオ撮影はできません。
ニーダロス大聖堂公式ホームページ
修道士の島 Monk’s Island 10:05
トロンハイムを出発するとすぐに、修道士の島の横を通過します。
11世紀のはじめ、変わったところに修道院を建てる事で知られているベネディクト派の修道院がありました。
1685年に要塞や刑務所として使用され、現在はレストランが建っています。
クリスチャンスン KRISTIANSUN 16:30-17:00
ここも、可愛い小さな港町です。下船して、まっすぐ進み、突き当りを左に行くと、タラを持った女の人の銅像があるという事でそこまで行こうと思っていたのですが、10分遅れて到着したのに、出港時間は変わらず。結局、10分しか時間がなく、下船して、すぐ戻らなければならなくなりました。
モルデ MOLDE 21:00-21:30
下船すると、目の前にキオスクがあります。スナック菓子等買うのには便利です。
ノルウェーにはコンビニがたくさんあります。
オーレスン ALESUND 00:00-01:00
世界でも有数のタラの漁獲量で有名なオーレスンには真夜中に到着しました。
ノルウェー沿岸急行船 フッティルーテン南周り6日目
楽しかった船旅も今日で最後です。10:00にはチェックアウトします。
14:30のベルゲン到着までは、ラウンジでゆったり過ごしてください。
ソグネフィヨルド SOGNEFJORD 11:00
ノルウェーで最も長く(200km)最も深い(1450m)ソグネフヨルドを通過しました。
ベルゲン BERGEN 14:30
ベルゲンについては、当ブログのベルゲンのページをご参照ください。
ベルゲン アナと雪の女王の町 世界遺産ノルウェー
ベルゲン観光 ハンザ同盟で栄えた町 世界遺産ノルウェー
グリーグは、ペールギュントを作曲したベルゲン出身の音楽家です。
ベルゲン空港は小さい空港なのに、割と大変!